多汗症の原因を紹介します。
手のひらの汗や顔面・頭部・脇の下・足の裏からの汗は、自律神経の一つである交感神経の活動によって誘導されます。
発汗の中心的な役割をはたす交感神経節の機能も解明されてきました。
顔面・頭部の汗は頚部から第三肋骨までの交感神経節が関係しており、手のひらでは主に頚部から第六肋骨まで、脇の下では第三から第八肋骨まで、足の裏では腰部交感神経節とそれぞれ関連する神経節の領域が異なっています。
手のひらの局所多汗症は頚部から第六肋骨までの胸部交感神経節の働きが通常より強いため手のひらの発汗が多くなっていると考えられています。
従って、交感神経節の活動を抑える作用を加えるとその領域の発汗が減弱します。
このため、多汗症治療において交感神経節に直接アプローチし、発汗にかかわる交感神経節の働きを抑える処置を行なうのがETSです。